君待つ午後の雨やどり

旅とごはんと、徒然と。君の帰りを待つ間。

ダイナースクラブ ポイントモール改悪

 

 

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ANAマイルに何の関心もない方には「なんのこっちゃ」のお話ですが・・・。

 

私は巷で “陸マイラー”と呼ばれる、日常のクレジットカード決済や、ポイントサイト等を使って貯めたポイントを航空会社のマイルに交換して、旅行を楽しむ人なのです。

 

その陸マイラーにとって、何が重要かといえば、「いかにして効率よくマイルを貯められるか」。

これに尽きます。

 

で、細かい説明は省略しまして、今のところ、私はANAマイルを中心に貯めていて、

先月、メインカードをANAダイナースクラブカードにしたばかりなのです。

 

最もANAマイルが貯まりやすい方法は、諸先輩方が研究しつくされてまして、日常の決済は「ANA VISA ワイドゴールドカード」をメインカードとして使い、ショッピングはできるだけハピタスなどのポイントサイト経由して利用し、その他、キャンペーンやモニター案件などをこなしながら、貯めたポイントはソラチカルートでANAマイルに移行、というものです。(かなりザックリとした説明ですが)

 

年会費とのバランスを考えても、クレジットカード決済は、ANA VISA ワイドゴールドのマイル還元率が最も良いことは、もう周知の事実。

これはマイル界の重鎮、テラヤマアニさんがブログの中で詳細に説明して下さっています。(私はこの方のブログのお陰で毎年ヨーロッパ旅行を楽しめるようになったのです。お会いしたことはありませんが感謝、感謝です!)

kowagari.hateblo.jp

 

そのメインストリームに逆らって、私がANAダイナースクラブをメインカードにしようと決めたのは、この「ダイナースクラブ ポイントモール」があるからに他なりません。

ANA VISA ワイドゴールドと比べたら年会費もダイナースの方がだいぶ高いし、通常の決済では1%しかマイル還元されないダイナースカードですが、券面デザインが好きなので、なんとかダイナースをメインカードにしたかった私の背中を押してくれていたのが、この「ダイナースクラブ ポイントモール」の存在なのです。

  

ANA VISA ワイドゴールドにも、ポイントUPモールがありますし、ハピタスなどのポイントサイトを経由することで、獲得マイル数をあげることができるのですが、『エクスペディア』や『Booking.com』などの旅行予約サイトは、ダイナースモール経由の方がお得なことがあるというのがその理由です。

ダイナースモールを経由してホテルを予約するだけで100円で7マイル(時期によっては100円で9マイル!)も貯まっていきます。

 

しかも!

 

Booking.comの利用に至っては、ダイナースカードが決済手段として使えないホテルの予約でも、ダイナースモールを経由して予約したことが確認されれば他のカードで決済してもポイントをくれるという太っ腹ぶりだったのです。(以下のBooking.com 利用上の注意からの引用をご覧ください。)

お知らせ
 
Booking.comは現地決済ショップとなります。
宿泊施設によってはダイナースクラブカードがご利用できない場合がございますので予めご了承ください。
尚、現金または他クレジットカードでお支払いの場合も、Booking.comに限りダイナースクラブ ポイントモール経由で予約されたことが確認できた場合には特別にポイント付与対象となります。

 

さらにANAダイナースクラブカードなのに、JAL公式サイトの国際線航空券の決済でもポイントアップの特典を受けられます。(つまりJALの航空券買ってるのに、ANAのマイルがたまってしまうという何とも不思議なおいしい話)。

2017年3月30日までは、なんと100円あたり8ポイント(=8マイル)も貯まります。8%還元です。

他にも、楽天市場Yahoo!ショッピングで1%、じゃらんで2%、エクスぺディアで7%、一休.comで3%など、旅行と美味しいものに目がない私には、とても良いポイントモールだったのです。

 

ところが。

 

ところがです。

 

今日、ダイナースクラブ ポイントアップモールを偶然見たところ、このような文言が・・・。

 

【重要なお知らせ】
2017年5月16日(予定)からポイントモールでのボーナスポイント基本付与単位が改定されます。
現在はご利用金額100円単位での付与ですが、改定後は5,000円単位に変更となります。

※キャッシュバックをご選択の場合は変更ありません。

 

な、なんですとぉ?!

 

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いきなり5000円単位・・・。

 

いきなり5000円単位?!

 

・・・。

 

あまりの事に、二度繰り返してしまいました。

 

改悪も改悪、一気に5000円とは驚きです。

 

こうなってしまうと、マイル還元率から言って、どう他の理由をつけようがもう完全にANA VISA ワイドゴールドに完敗です。

せめて200円単位にするとか、あるいはポイントモールのポイント還元率を下げた方がまだ印象がよかった気がします。

これでは、このカードを所持する気持ちが失せてしまいそうです。

 

ちなみに、ANAダイナースプレミアムカードはリボ払いを使えば、通常の支払いでも3%の還元率になるのですが、年会費が155000円(税抜)とめちゃ高で、ヨーロッパ一往復分のエコノミークラスの飛行機代が出てしまう...とか、そのお金があったらバイマイルすれば...とか考えると、貧乏性の私には、あまりに勿体なく感じてしまうので、憧れはありますが諦めています。やっぱり私のような者には不相応のカードなのね...

 

ダイナースは昨年の夏にYahoo!公金支払い、電気料金でのポイント還元率が0.5%に改悪したばかり。

 

ダイナースさん、何考えているの・・・。

ただでさえ、ANA VISA ワイドゴールドより高い年会費とってるのに。富裕層の人目当てで、ポイント還元率に血眼になっている庶民なんて、およびじゃないってことでしょうか。

 

でも!でもね!

 

もしそうならば、その発想はもうカード会社としては時代遅れだと思うのです。

今、お金持っている人はもちろん上顧客でしょうけれど、これから稼いでお金を使っていこうという人(将来の富裕層)を顧客に迎えなければ、カード会社としての将来もないでしょうが。

そういう稼ぐ人、偉くなる人っていうのは、費用対効果をちゃんと考えている人だと思うのです。

 

ビルゲイツさんだってソフトバンクの孫さんだって、使っているカードはセンチュリオンでもプラチナでもなく、アメックスグリーンだっていうじゃないですか。プライスレスな部分もあるかもしれませんが、やはり本当に大切なのは決済手段としてのカードの実力、費用対効果ですよ。

 

特に、私が知る限り陸マイラーの諸先輩方は、情報収集能力も高いし、情報発信力もあるし、仕事はしながらも余暇を上手に作って飛行機に乗るのが大好きで、国内でも海外でもカードを積極的に使う人達です。上質なサービスにも関心が高くて、ダイナースクラブの提案するようなサービスには少なからず関心を抱く人が多いはずです。

 

そういう観点から言っても、今回のこの改悪はダイナースカードの魅力と、旅行好き・飛行機好きの新たな顧客の獲得とサービスの充実という、カードの将来への期待を大きく損なうものだったと言えるのではないでしょうか。

 

ステータスカードとしてカードマニアの間では認知はされている一方で、一般の人たちの間では、今なんとなく「ダイナース?あー、昔父親が持っていたかなぁ」とか「あんまり見ないよね。使えるところ少ないんじゃないの?使えるの?」っていうイメージがつきはじめてしまっているのに・・・。ダイナースが売りにしているステータスだって、そのカードの価値を知っている人が多いからこそのステータスじゃないですか。

 

券面のデザインは落ち着いていて好きなのに・・・。

 

・・・ダイナースさん、考え直してくれないかなぁ。