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君待つ午後の雨やどり

旅とごはんと、徒然と。君の帰りを待つ間。

SFC目指して初修行 沖縄単純往復

旅行が好きで、1年に1度の海外旅行を楽しみに生きてきました。大げさのように聞こえるかもしれませんが、実際のところ旅行に行く楽しみがなかったら、仕事も今まで続いていないかもしれません。

 

社会人になってから、毎日コツコツとクレジットカードで買い物をし、マイルに変え、なんとか2年に1度はエコノミークラスの特典航空券で海外旅行を楽しめていました。マイルが足りない年は、海外旅行は年に1回、予算10万円までというルールを自分で決めて、旅行費が安くおさえられるアジア圏を旅していたのです。

 

それがここ5年位で大きく、いえ、劇的に変わりました。

 

2年に1度のエコノミークラス特典航空券でのアジア旅行は、なんと毎年、しかもビジネスクラス特典航空券でのヨーロッパ旅行に変貌しました。しかもスイスに2週間滞在したり、レンタカーを借りてドイツやオーストリア、イタリアを周遊したり。

 

決して私の収入が上がったわけではありません。今世間で話題の「非正規雇用」のこの私。ボーナスだって貰ったことありません。

全ては「陸マイラー」活動を始めたからなのです。

 

 かつては私の財布の中のクレジットカードといえば、学生の時から私を支えてくれていたセゾンカードと、ANAカード1枚だったものが、今やゴールドだのアメックスだのダイナースだの複数のカードがあふれています。

特に陸マイラーの間で伝説となった「雨金祭り」。人によっては一生使い切れないほどのマイルを稼いだのではないかという噂もあります。私は小心者でそこまでは稼げませんでしたが、それでも私にとっては十分すぎるマイルをいただきました。

 

そして、ついに昨年の2016年。

「マイルが使いきれない」という事態に。

 

自分でも自分の状況の変化についていけていません。

1年でマイルを使いきれないなんて事は、かつてないことなので、思考停止状態です。

 

以前から修行のお話は、いろんな方のブログで拝見していましたが、よもや、まさか、自分が修行僧(尼?)になろうとは思っていませんでした。ゴールドカードを使って、空港のカードラウンジに入れただけでも喜んでいた私がANAラウンジ?

 

貯めたマイルは特典航空券に使わないともったいない!でも、使えないまま期限切れになるのはもっと勿体ない・・・。

ついに今年2017年、余ったANA マイルをスカイコインに変えて、スーパーフライヤーズを目指すことを決意しました。


本当は修行をするなら11月頃から計画して1月~3月までにプラチナ達成という形が、もっともプラチナステータス特典を享受する上で望ましいそうです。が、私の場合、3月まで1年間の勤務予定が決まってしまっているので、それは諦めて3月末の1日だけの平日休み、3月28日(火)を狙って、初めて「プレミアム旅割」というものを予約してみました。

旅程は修行らしく、王道の羽田-沖縄単純往復です。

予約がとれたのは

①羽田06:40発→那覇09:20着

那覇12:15発→羽田14:40着

③羽田15:55発→那覇18:30着

那覇20:40発→羽田23:00着

 の4便。1日で羽田と沖縄を2往復。

何でしょうこの旅程。

沖縄に行くのに海にもいかず、ホテルにも泊まらず、空港から一歩も出ないなんて、正気の沙汰ではありません。

それでも予約してから毎日ずっとワクワクしていました。「早く修行したい」と毎日カレンダーを眺めてニヤニヤ。

 

そしてついにその日が来たのです。

 

朝です。羽田空港の駐車場に車を停めるため、夜中の3時起き。5時30分頃には駐車場に着きました。P3の駐車場はANAのカウンターのある第2ターミナルに近くておすすめです。4階は予約車で満車ですが3階辺りは便利で良いと思います。

無事に車を停め、空港へ。

そしてチェックイン....とここで、いきなり大失敗です。

プレミアムクラス専用カウンターが使えることをすっかり忘れて、機械でチェックイン手続きを済ませてしまいました。しかも、プレミアム専用検査場のこともANAラウンジのこともすっかり忘れて、いつものカードラウンジに直行。

 

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羽田のカードラウンジでクロワッサンをかじりトマトジュースを飲み、窓外のまだ人気も少ない空港ロビーを眺める私。

何のためのプレミアムクラスだったのでしょうか…。

 

気を取り直して搭乗。

ここからは食べ物の写真しかありません。悪しからず。

シートの写真を撮るなんて余裕なかったんです。

だって、席につくとサッと綺麗なお姉さんが寄ってきて

「お荷物お手伝いいたしましょう」

とか、

「amayadori さま、本日のご搭乗ありがとうございます。○○と申します。宜しくお願いします。何か御座いましたら遠慮なくお声お掛けください」

だとか

「新聞はいかがですか」

だとか、次々に声をかけて来るのです。

こういうお姫様扱いには全く慣れていないので、落ち着かない...(^^;)  しかも迂闊に

「あ、はい。あ、新聞ですか、じゃ、じゃあお願いします」

などと言おうものなら、

「どちらの新聞が宜しいでしょうか、朝日、読売、毎日、日経などございます。スポーツ紙でしたら...」

とたたみかけて来るのです。

恐ろしい。恐ろしいぞプレミアムクラス。

 

たった数席しかないプレミアムシートのお客さんの為に5人くらいのCAさんが目を光らせて監視...違った、お世話をしてくださっているのです。ちょっとでも不審な動きをすれば、素早く現れ「お手伝いいたしましょう (^^) 」。

国際線のビジネスクラスの方がよっぽど放し飼いのような感じがします。

 

極力平静を装って、横目でシートのボタンをチラチラ見てどのボタンを押すと何が起こるのか確認したり、機内誌を見るともなく見て水平飛行まで我慢です。お...落ち着かない(^-^;

水平飛行後まもなく、飲み物と食事が運ばれてきました。

 

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じゃーん。

これが気になっていたプレミアムGOZEN (朝御飯バージョン)です。温かいスープで目が覚めます。食いしん坊でつい食べ過ぎてしまう私ですが、お上品な量でしたので安心して完食。


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食後の一服でお茶をいただいていたら、アイスが配られました。朝からアイス。いいんでしょうか、こんなに甘やかされていて。

少し心に余裕が出てきたので、シートを倒してみました。

背中部分だけ倒れるリクライニングではなく、体全体がずずず....と滑っていく感じに倒れて、フットレストもあって非常に楽チン。

気がついたら眠ってしまっていました。

 

ポーン。

 

というベルト着用サインの思いのほか大きな音でビックリして目覚め、程なく着陸。

プレミアムクラスの席の人達から降機します。

蘭の華が両側に咲いている通路を通ると沖縄に来たなぁと感じます。ターミナル内は春休みだけあってだいぶ混んでいます。

 

人混みを避けるように、ANAラウンジへ。ついに禁断の扉が...(大袈裟)


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なんかこちらも結構混んでいます。みんな修行僧...なわけありません。取りあえずは窓側の空席を見つけて落ち着くことにします。

 

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快適。快適。

ビールも飲み放題ですし、おつまみもあります。

でもちょっと混みすぎかな?カードラウンジの「ラウンジ華」の方がゆったり座れるソファもあるし、空いていて落ち着く気もします。

次の便までまだ時間がありますので、空港内を散歩しに出かけました。

沖縄は初めてという相方が「沖縄料理を食べたい」と言い出したので、空港内のお店に入り、王道のチャンプルー。

 

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と、海ブドウ。お酢につけて食べると美味しい。


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空港ビルの窓から遠く海を眺めて...


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復路便に乗り込みます。空港滞在時間は正味2時間程。

沖縄に来たはずなのに、いまひとつ実感がないまま、遠ざかっていく沖縄の地を飛行機の窓から眺めます。

 

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そしてまたまた出てきました。プレミアムGOZEN。今度はお昼ご飯バージョンです。可愛らしい梅と桜の柄の帯でお弁当箱を留めてあるんですよ~。



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じゃーん。ご飯が美味しい。


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食後には、またまたアイスクリーム。本日2個目。

 

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食後のコーヒーを頼んだらクマモンのチョコクッキーが付いてきました。包装も可愛らしい。


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はい、羽田到着です。ちょっと到着が遅れたこともあって30分で折り返しです。その為にここでも羽田のANAラウンジには行けず、そのまま国内線乗り換え口を通り、3便目の搭乗口へ。耳が気圧の変化についてこれなくなっている感じがしますが、気にしない、気にしない。

 

ところで、国内線乗り換えの手続きをする際、ICカードで通ってしまうと紙の搭乗券が貰えないことがあります。これは後にデルタ航空のニッポン500マイルキャンペーン申請の為に忘れずにもらっておいた方が良いかなと思います。カウンターで発券して貰えます。

 

いざ、三本目。レッツゴー。


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はいまたご飯(笑) 確実に太ってしまいます。

今度はおやつの時間帯なので、プレミアムSABOです。右上の箱は...?


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お菓子が入っていました。

持ち帰っても良いそうです。

 

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そして当然出てきます。アイスクリーム、本日3個目。もう写真とるのもやめちゃいました。

アイスクリーム断ればいいのに、なぜか毎回流れでもらってしまいます。そして食べてしまいます。(単に意志が弱いだけ)

 

プレミアムクラスの雰囲気にもだいぶ慣れて、余裕が出てきていた私は、おやつをゆっくり完食。CAさんに食後のお茶をお願いしたところ、突然CAさんから

 

「これからご旅行ですか?」

 

と聞かれてしまいました。

完全に気が緩んでいた私は、何と答えてよいのか分からず、動揺して「あ、え...はい...」と答えてしまいました。

 

旅行...じゃないし、修行中...って言ったら変な人だろうし、何て言えば良かったんだろう....と何となく嘘をついたような気持ちで気が咎めていたところ、別のCAさんから

「amayadori様、今日この後お戻りなんですよね?私達も同じ便でまたご一緒させていただきます」

 

...?!

 

...バレてる。完全にバレてる。

 

え、何で?何で私が乗る便を知ってるの?(動揺)

え、じゃあさっきの「ご旅行ですか?」っていうCAさんの発言はなに??

 

いずれにしても、バレてるならしゃあない。気を取り直してお話しました。

動揺をひた隠しにし

「そうなんですか!じゃあ、実はお願いしたいことがあるのですが、機内販売のレスポートサックのバッグを購入して帰りの便で受けとることはできますか?」とお願いしてみました。

「はい。有り難うございます。在庫を調べてまいりますね」とニッコリ笑って何事もなく対応してくださるCAさん。さすがプロ。

在庫はあり、帰りの便で受けとることにして包装もお願いしておきました。降機の際は「後程またお待ちしております」などと言われたりして(^-^;

もうバレてしまえば怖いものはありません。「はい。後程~(^-^)」と一旦のお別れです。

 

で、帰り。本日のラストフライトです。

ちょっと照れ臭いですが、機内には私を迎えてくださる先程のCAさん達の笑顔が...

 

...ってさっきのCAさん達と違うじゃん!

 

え、どういうこと?何で?

 

 私のレスポは?...

 

取りあえず、混乱しつつも運ばれてきたプレミアムGOZEN、晩御飯バージョンはしっかりいただきます。


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食事を済ませ、一息ついたら、本日もう4つ目になるアイスをたいらげ、近くを通ったCAさんに前機での出来事をお話しししました。

事情を理解して下さったCAさんからは「通常同じ機材、同じメンバーで折り返します。本日はスケジュール変更もなかったのですが...きっお伺いした者がお客様の乗られる便を間違えてしまったのでしょう」とのことでした。

 

ですよね...。何か残念な気持ちもしますが、実は今回の修行を計画するにあたって、事前に先輩方のブログを読み、同日内の往復の場合、直近の復路便を予約してしまうと、往路に遅延があると慌てるし、往路と同じCAさんに会ってしまいやすく恥ずかしい思いをするらしい...という情報はつかんでいました。

ですので、敢えて往路と復路の間を少しあけるように予約したはずだったのです。

 

対応してくださったCAさんには、"前機のCAさんが他の羽田行きの便で私のために商品を準備して待っていてくださっていたかも知れないので、地上でお会いになったら宜しくお伝えください"とお願いし、改めてレスポのバッグを用意していただきました。


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 そんなこんなで、ようやく手に入れたバッグ。

良い修行の記念になりました。

「修行」の言葉の辛そうなイメージには程遠く、プレミアムGOZENとSABO全制覇というよく分からない達成感に包まれて帰途につきました。とても楽しい1日でした。

でも結局羽田のANAラウンジには行かずじまい。次回6月のシドニープレエコ修行では必ずや羽田のANA ラウンジに忘れずに行きたいです。